ウディタ解体記01

ウディタ解体記 学習紹介~learning~

ウディタ解体記

ウディタの基本を知るためにまずは常に動いているところを探ろう。
「常に動いているところ」つまり、常時実行されている⇒並列実行(常時)の部分である。
確認してみたが「自動実行」や「並列実行」の部分はコオンイベントに見当たらない。
※基本ウディタでは「呼び出しのみ」と「並列実行(常時)」がメインである。

起動条件:並列実行(常時)
コモンイベント番号 名前 (コマンド行数)
048 X[共]基本システム自動初期化 (217)
126 X[移]歩行時_並列キー処理 (126)

起動条件:呼び出しのみ
048と126以外全部。
一個ずつみていこう。
多分時間的に[048:X[共]基本システム自動初期化]の途中ぐらいで終わりそう。
217行は多そうに見えて、ウディタの作者さんコメント言えて分かりやすくしてくれてるから本文的にはもっと少ないかも。

コマンド01
11行まではコメント。
操作しているデータベースや呼び出している別コモンイベントやどのイベントから呼び出されてるかなどのコメント
特に表記がないため、データベースや呼び出しや呼び出されはされていない?

コマンド02
12~25行目もほぼコメントで、
12行目が変数操作で装備チェック開始位置の指定をしている。
コマンド03
可変データベースの「主人公ステータス」内の「装備中の武器」の開始番号がセットされている。
コマンド04
15~21行目は条件分岐
初期化が終わってるかどうかの確認。終了フラグ1以上かいなか。
終了フラグ1以上なら、実質上処理しない処理として、
18ウェイト:999999フレーム
19イベント処理中断
を実行している。

コマンド05
22~95行目は画面サイズの補正値と基本フォントサイズの格納をしている。
26行目の条件分岐で、
Game.exeのバージョンが220以上か、220未満で分岐。
220以上の場合、28~51行を実行

コマンド06

220未満の場合、54~92行を実行
画面サイズの判定に入る。
画面サイズが320*240 or 640*480 or 800*600のどれか
320*240の場合、58~66行を実行
コマンド07
640*480の場合、69~77行を実行
コマンド08
800*600の場合、80~88行を実行
コマンド09-1
~分岐終了の92行までを実行

各々の処理は、以下の8種を実行している。

1.座標倍率X
2.座標倍率Y
3.システム基本フォントサイズ
4.システムミニフォントサイズ
5.システム最小フォントサイズ
を可変データベースに書き込み
変数操作で、
6-7.基本フォントサイズと、ルビのフォントサイズの決定
旧バージョン配布への対応で
8.座標倍率を可変データベースに書き込み

コマンド10
95行の変数操作で終了フラグに1を入れる。

そろそろ、1時間か。今日はここまでにしよう。
明日は96行~の「その他のパラメーター初期化
150行~の「キャラクターの装備を、武器コードと防具コードに変換する
205行~の「最新セーブデータの取得
211行~の「黒から徐々にフェードイン
あたりかな。どこまで行けるかは時間次第だけどねd

起動画面の黒背景の裏でこんな処理がされていたなんて。

簡単なまとめ

ウディタ初期にあるコモンイベントで並列実行(常時)を起動条件とするものは2つある。

コモンイベント番号 名前 (コマンド行数)
048 X[共]基本システム自動初期化 (217)
126 X[移]歩行時_並列キー処理 (126)

[048-X[共]基本システム自動初期化]
通して見てみると、

1.可変データベースの「主人公ステータス」内の「装備中の武器」の開始番号をセット。
2.初期化が終わってるかどうかの確認。終わってる場合は以下の処理をキャンセル。
3.Game.exeのバージョンの確認後、画面サイズの補正値と基本フォントサイズの格納をしている。

今日の分だと、このあたりまで。

明日もレッツウディタ♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました