ウディタ解体記
おさらい
まずは、前回のおさらい。
ウディタ初期にあるコモンイベントで並列実行(常時)を起動条件とするものは2つある。
[048-X[共]基本システム自動初期化]を、通して見てみると、
今日はその後の96行~である。
「その他のパラメーター初期化」
96行~119行を見てみよう
主に可変データベースの「基本システム変数」の下記の各値を初期化している。
・敵/味方の最大数
・セーブ可能数
1ページのセーブ数/何ページまでかの値/セーブ可能かのフラグ
・コンフィグの設定
キー位置保存/戦闘時キー連打などのフラグ
110行でイベントの挿入[X[移]キーリピート設定]コモンEv115で設定。
呼び出し先であるが、主にキーリピート設定値によってそれぞれ、「初ウェイト」、「次ウェイト」を設定して終了している。
111~118行で、下記のシステム変数を設定している。
・決定、選択、キャンセルの各SE
・文字影をつけるかのフラグ
・選択肢のカーソル表示時に中央部分の処理の設定
・メッセージ速度
・仲間の車間距離
119行がイベントの挿入で[X[移]パーティー情報計算]コモンEv79を実行。
処理の内容はメンバー数の計算のし直し、隙間があったら埋める処理。
120~143行で仲間が重複してた場合の外す処理を行っている。
仲間が重複してた場合の外す処理の処理内容{
最初に”仲間探索回数”に可変データベースから最大パーティ人数を設定。
次に変数操作で”現在注目仲間位置”に”-1”を設定。
回数付きループにて”仲間探索回数”回(最大パーティ人数分)
”現在注目仲間位置”が最大パーティ人数分になるまで繰り返す。
イベントの挿入にてX番目のにいる主人公のIDを取得し”一次主人公ID”に設定。
変数操作にて”残り調査回数”に”仲間探索回数”-”現在注目仲間位置”を設定。
(最大パーティ人数から現在仲間位置が最初の残り調査回数になる)
”残り調査回数”を1減らす。
”二次注目位置”に”現在注目仲間位置”を設定。
”残り調査回数”回回数付きループさせる。
”二次注目位置”を1増加させる。
イベントの挿入にてX番目のにいる主人公のIDを取得し”二次主人公ID”に設定。
”一次主人公ID”と”二次主人公ID”が同じだった場合、
”二次主人公ID”を1減少させ、場所をつめる。
}
145~148行
・トランジションの設定
・主人公の移動速度の設定
147行がイベントの挿入で[X[移]パーティー情報計算]コモンEv79を実行。
処理の内容はメンバー数の計算のし直し、隙間があったら埋める処理。
148行がイベントの挿入で[X[移]パーティー画像再設定]コモンEv80を実行。
処理の内容はパーティ全員分の隊列画像の再設定。
※仲間が増減した時に呼び出される。
※基本システムでは、この処理以外でパーティ画像を変更することはない。
そんな感じで、
コマンド分96行~148行の「その他のパラメーター初期化」についての解体でした。
て、ことで1時間が過ぎたので、
150行~の「キャラクターの装備を、武器コードと防具コードに変換する」
205行~の「最新セーブデータの取得」
211行~の「黒から徐々にフェードイン」
からについてはまた後日。
まとめ
今日のコマンド分96行~148行の「その他のパラメーター初期化」では、
今日の分だと、このあたりまで。
明日もレッツウディタ♪
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